新型コロナウイルスの感染が、日本国内で初めて確認されたのは2020年1月16日でした。
新型コロナウイルスの感染が始まってから、約3年の月日が経ちました。
新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認された日から現在まで、日本国内で行われてきた様々な感染対策や水際対策を下記表にまとめました。
厚生労働省 これまでの水際対策に係る新たな措置について
2020年3月9日より海外からの入国規制が始まり、様々な水際対策が取られてきました。
日本国内で感染者が確認された2020年1月から実習生の入国者数は急激に減り、入国規制が始まった3月には140人にまで減少しました。レジデンストラックなど限定的に新規入国が緩和された10月から実習生の入国者数は一時増加しました。しかし、2020年12月末に再度新規入国が規制され、そこから約1年間、実習生の入国はほぼなくなってしまいました。
2022年3月1日から外国人の観光目的以外の新規入国が緩和されましたが、当初は入国する際に様々な規約がありました。入国後の待機や入国時検査の有無などがワクチンの接種状況など国籍によって様々でした。しかし、2022年10月11日からすべての国からの入国者に対して有効ワクチンの接種証明書(3回)または出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提示があれば入国できるようになりました。
外務省 新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について
入国が緩和された2022年3月から数か月間は、入国を2年近く待っていた実習生の入国が集中しました。そのため入寮をお待ちいただくケースもありました。
やはり1年ごとに新たな実習生を受け入れる計画を立てる企業様が多いため、入国緩和から1年後の2023年3月から6月の入国も集中することが予想されています。
できるだけ早めにセンターの選定をし、予約する事をお勧め致します。
関東研修センターでは、入国の集中が予想される2023年3月から6月の入寮事前予約を承っております。
入国の集中が予想される時期に新たな実習生の入国を予定している企業様は、予定通りに実習生が入国できるように早めのお手続きをお願いいたします。
関東研修センターでは毎月オンライン見学会を実施しています。また実際にセンターの施設や授業の様子をご覧いただける学校見学も随時実施しています。
ぜひ一度、関東研修センターの見学会に参加していただき、入寮をご検討ください。
そして、2020年3月から水際対策強化の体制が取られました。それから2年後の2022年3月、ようやく水際対策が大幅に緩和されました。
今回は新型コロナウイルスが技能実習生の入国に与えた影響そして今後の影響について、今までを振り返りながらご紹介していきます。
新型コロナウイルス感染による国内情勢
年
月
日
国内状況
2020
1
16
国内初の感染者確認
3
9
中国全土、韓国全土からの入国規制を強化
3
28
水際対策強化の対象国として、ベトナム・インドネシア・フィリピン・タイを追加
4
7
政府が第1回緊急事態宣言を発表(~5月25日)
10
1
全ての国・地域からの新規入国が、限定的な形で許可
12
28
全ての国・地域からの新規入国などの措置を一時停止
2021
1
8
政府が第2回緊急事態宣言を発表(~3月21日)
4
25
政府が第3回緊急事態宣言を発表(~9月30日)
11
8
一時停止していた外国人の新規入国を緩和
11
30
全ての国・地域からの外国人の新規入国を停止
2022
3
1
外国人の観光目的以外の新規入国を緩和
10
11
新規入国を申請する外国人に対する入国時検査及び入国後待機の見直し
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00352.html
新型コロナウイルスによる規制は、海外からの入国だけにとどまらず、日本国内でも3度にわたり緊急事態宣言が発出されました。
そして2022年3月1日、ようやく外国人の観光目的以外の新規入国が緩和され、技能実習生の入国も始まりました。
新型コロナウイルスによる実習生の入国数の変化
そして、外国人の観光目的以外の新規入国が緩和された3月1日より実習生の入国は急激に増加しました。2年近く入国を待っていた実習生が3月から6月にかけて一気に入国してきました。関東研修センターでもたくさんのお問い合わせをいただき、約3か月間満床の状態が続きました。
現在の水際対策(2022年11月9日時点)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
今後の入国